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水虫・爪水虫
水虫・爪水虫とは
水虫は、足の裏や足の指の間、爪などに「白癬菌」が寄生して起こる感染症です。白癬菌は皮膚や毛髪を構成するケラチンを好み、体のどの部分にも寄生する可能性があります。足にできる白癬は「足白癬」と呼ばれ、一般的に水虫とされています。角質の一部を採取し、顕微鏡検査で白癬菌の有無を確認します。
水虫・爪水虫の原因
白癬菌が最も好む環境は高温多湿で、ケラチンを栄養源とするため、足の裏や足指の間が繁殖しやすい場所になります。
- 白癬菌は真菌(カビ)の一種で、高温多湿を好む。
- 角質層のケラチンが白癬菌の栄養源となる。
- 剥がれ落ちた皮膚片に白癬菌が住み着いており、これが主な感染源となる。
- 足拭きマットやスリッパなど、湿った共有物で感染することが多い。
- 軽く触れただけでは感染せず、空気感染や通常の接触では感染しにくい。
- 皮膚や爪で高温多湿環境が続くと、白癬菌が増え症状が出現する。
水虫・爪水虫の治療
爪白癬では、白癬菌が顕微鏡で確認された場合、爪の厚い角質層に浸透する外用剤や内服薬を使用します。
爪水虫のレーザー治療(自費診療)
※同日に水虫の保険診療はできません。
爪水虫の一般的治療は抗真菌剤(内服薬・外用薬)ですが、外用薬では爪内部に浸透しにくい、内服薬は相互作用や肝機能への注意点があるなどの課題があります。
当院ではレーザー治療を行っており、白癬菌が熱に弱い性質を利用して爪深部へ熱を到達させ死滅させます。
爪白癬レーザー治療の適応
- 既存の内服薬・外用薬で改善しない方
- 内服薬による治療を希望されない方
- 内服薬との飲み合わせ・肝機能障害・妊娠などで内服療法ができない方
- 外用や内服と併用して効果を高めたい方
治療の特徴
- 1回の治療は10〜20分程度
- 治療中は軽い熱感があるが麻酔不要
- 治療間隔は1か月に1回、5〜10回が目安(個人差あり)
- 副作用の報告はほとんどなく安全性が高い
爪白癬レーザー治療の費用
- 1趾につき 1回:3,080円(税込)
