帯状疱疹ワクチン

50歳以上から増加してくる帯状疱疹は、重症化すると帯状疱疹後神経痛といって治癒後も痛みが残存したり、顔面に生じた場合は後遺症として顔面神経麻痺、眼障害、内耳神経障害などを生じることがあります。近年、発症を予防する帯状疱疹ワクチンの接種が特に50歳以上の方に推奨されています。

2種類を比較した表を以下に示します。当院ではどちらも接種可能です。ご希望の方はお電話でご予約をお取りください。練馬区からの接種券をお持ちの方は必ず持参してください。なお、不活化ワクチンのシングリックスは当日の接種も可能です。

帯状疱疹ワクチン比較表

	帯状疱疹予防（シングリックス）	帯状疱疹予防（水痘）
ワクチンの種類	不活化ワクチン	生ワクチン
接種回数	2回（2カ月後に2回目）遅くとも6カ月後までに接種	1回
予防効果	89％以上	50～60％
持続期間	10年以上	5年程度
副反応	接種部位の痛み、腫れ、発赤、倦怠感、発熱（18％）	接種部位の痛み、腫れ、発赤
長所	・免疫が低下している方にも接種できる ・予防効果が高い ・持続期間が長い	・1回で済む ・値段が安い
短所	・痛い ・2回接種が必要 ・値段が高い	・免疫が低下している方には接種できない ・持続期間が短い

※いずれも事前にお電話でのご予約が必要です。

帯状疱疹不活化ワクチン（シングリックス）

• 1回 21,000円（税込）
• 計2回接種が必要です
• 練馬区在住で50歳以上の方は助成の対象のため、必ず送付された問診票をご持参ください

帯状疱疹予防（水痘）

• 7,700円（税込）
• 練馬区在住で50歳以上の方は助成の対象のため、必ず送付された問診票をご持参ください

帯状疱疹に関しては帯状疱疹予防.JP（https://taijouhoushin-yobou.jp/）を参考にしてください。